M-airライダーのブログ


M-air所属ライダーによるカイトボード日記!
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心技体~その2

前回の「心技体」についてのお話の続きを・・・ずいぶん間が空いてしまいました。

カイトボードにおける「」の部分はもう説明ナシでわかると思います。カイトボードというスポーツを競技として、また自己満足でとらえてる人も、「より難易度の高いトリックやライディング」を目指すということが満足、気持ちよさの源である人がほとんどだと思います。
上達するには、当然のことながら闇雲に練習するより、より効果的な練習、現在のパフォーマンスを理解することが必要になります。「心」「体」はこのことに深く関連していていいモチベーションやいいコンディションがあって、いいパフォーマンスが実現します。

そして「」ですが、一般的なスポーツ、サッカーや陸上競技、スキーやスノボにいたるまで、「体」といえばその競技を継続する持久力、いいパフォーマンスを発揮するための筋力や瞬発力を充実させるのがイメージできるかと思います。
カイトボードにおいても必要な筋力、瞬発力、調整力などがあります。もちろんそれらを高めていくために個別の箇所の補強や筋トレなどをやればパフォーマンスが上がります。しかし日常そこまで取り組むストイックなカイトボーダーはあまりいませんし、みなさんもそんなことをする時間もないでしょう。
では休日にカイトをする時に、長時間のライディング等はカイトに必要な体力はつくでしょうか?

答えはNo、とは言いませんが決して上達の早道ではありません。特にまだウォータースタート~アップウィンドなどの練習をしているビギナーであれば、「海の上を走る」ということが練習そのものの目的になりますので長時間乗れば比例して上達も早まるでしょう。カイトサーフィンも割りと実際に波の中に入っていくということが経験として蓄積されるので近いものがあります。

では初歩的なジャンプ~エアーから始まってロール、スピン、アンフック技やハンドルパスにいたるまではどうでしょうか?
これは、難易度が高ければ高いほど、必要以上の長時間の練習はNoとなります。
人間には集中力、体力には限界があります。しかも難易度の高いトリックは一瞬の瞬発力と筋パワーをやる技に対してある決まったからだの場所に負荷をかける非常にタイトかつストイックな運動です。当然繰り返し同じ練習をしているとその箇所は疲労してきます。しかも全身運動でない分他のスポーツよりも使用する筋肉や関節のパフォーマンスの低下は早いです。
集中力にいたっては数十分同じことを繰り返してできる人はまずいません。大会に出た事がある人はみなかんじてると思いますが集中してる状態では10分のヒートでもずいぶん長く感じられます。

じゃあ、長時間ライディングしている人は・・・これは海上で上達するのに必要でない「無駄な時間」を繰り返してるだけです。乗っているだけ、カイトを上げてるだけでも体力は消耗します。
ある技を練習するときに必要なエリアはそんなに広くなくてもいいでしょう。スピードもそこそこ出ていれば練習できるでしょう。練習しやすいコンディションの場所を見つけてひたすらそこに合わせてライディングを調整して技にトライする、これを心がけるときっと無駄な時間を過ごさずにすみます。
自分はローカルやトリップに来た方のライディングをよく撮影することがあるのですが、上級者ほど撮影がしやすいものです。それはいつも決まったラインを通り、いつも決まったところで技を繰り出す。上手じゃない人ほどどこで何をやるのか予想がつきません。周りの上級ライダーをよく観察してみてください、きっとそうです。

あと、「体」に関して一番言いたかった事ですが、「コンディショニング」が大事であるということです。これは効率のいい運動ができ、故障をしないしなやかな体を作るということです。
よく海に出てきてカイトをセットして、何の準備運動もせずにいきなり乗り始めてしまう人を見ます。スキー、スノボでそうでした。
カイトに限らず運動前は必ず準備運動をしてください。特によく使用する関節を動かして稼動域を広めるのは非常に大事で、これをやると受傷率もぐんと低くなります。特に寒い冬の時期は体温も下がり体ががちがちになってます。軽いジョグなどで心拍数を上げ、血流を良くしてからしっかりと準備運動を行い、それから海に向かいましょう。
準備運動としては「動的ストレッチ」が効果的です。簡単に言えば運動+ストレッチです。高校のクラブなんかで練習の開始前に輪になって号令「1・2・3・4~」ってよくやるあれです。ラジオ体操なんかもその中に入ります。
ストレッチといえば、肘を持ってぐい~って引っ張る感じのやつの類(わかるかな?)をイメージしますがあれは静的ストッレッチになります。ヨガなんかもその類に入ります。
静的ストレッチは運動後に疲労した筋肉の鬱積した血流の循環を促すため等にやるといいですが、運動前は筋肉が萎縮している状態なので負荷がかかりすぎ、場合によっては筋肉を傷つけることもあるのであまりよくありません。
手や足などの自重を使いぶらぶら、ブンブン手足を回す、カイトボードで酷使する肩関節や股関節、肘、膝関節を負荷がかかり過ぎないようにぐりぐり回転させるような準備運動をしてください。タオルや塩ビ管のようなしなる棒で上半身をを旋回させ伸ばすのもいいですね!

もうひとつ・・・「にも体力があるの言うのを自覚しましょう。
気力がなくなればやる気がうせます。もちろんパフォーマンスも低下します。逆に疲労しきった体でもやる気が低下し、上手くいかないことが多いです。
これからカイトを楽しく、かつ上達するに当たってはとても長い年月をかけなければいけません。せっかく見つけた楽しい趣味です、年をとるまで長く付き合いたいものです。

始めたばかりの頃や、楽しくてしょうがないある時期のモチベーションは長くは続かないものです。しかもどれだけやる気を短時間にぶつけても上達はたががしれてます。周りにいるでしょう・・・「あの人、あんなにやる気でがんばってたのに、最近すっかり出てこなくなったね」って人。もしかしてこれを読んでるあなたかもしれません。

何でもやりすぎはよくないです。次にまた「頑張って練習しよう」「休日を楽しもう」と思うならば腹八分目にしときましょう。
あせって1日や2日頑張ったところで上達はついてきません。ある技が出来たからってそれはたまたま1回出来ただけでその技をマスターしたことになりません、そうしたいなら継続して練習を繰り返し、まだまだある無駄な動きをなくしていくことが必要でしょう。

やる気を継続する「マインドコントロール」をしっかりして下さい。しかもカイトボードは他のスポーツよりも格段に危険を伴うでしょう。怪我した人は突然の道具の故障を除いてはみんな冷静さをなくした状態で事故を起こしています。道具の故障でさえも起こりうる事を想定しておかなくてはなりません。

準備運動の紹介体のメンテナンスなど、またの機会に紹介できればなと思います。
長文読んでいただきありがとうございました!
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風も吹かず、すっかりオフシーズンの宮古島です。次の台風はいつ来るかな~♪
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by m-airriders | 2009-08-20 18:59 | SHUSAN
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